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ニカイカラの手紙 #010 (10.3.25)

※「ニカイカラの手紙」とは?…
LOUTOの二階に潜み?あまり店で顔を見ることは少ないUMA(未確認動物)の、私的囁き。
ちなみに、UMAはLOUTOにおいては、主にコーヒーとDMなどのデザイン担当。



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♯010 天才
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山口和宏/カッティングボード

木工作家の山口和宏さんのことを例える言葉で、
まず最初に思いうかぶ言葉、
それは…〝天才〟。
僕的には…そうなんです。

究極、かのような、あのシンプルで美しいフォルムを、
呼吸するのと等しく生みだしたような…
それでいて、ご本人はいつも静かに佇み…
〝天才〟とは、このようなものだろうか…と会うたびに思うものです。
今回の個展では、「箱」も届いているのですが、
「箱」を作られても、奇をてらったことのひとつもしていないのに、
これまた山口さんでしかありえない箱だったりして。

「おなじ日本に生まれて、同じようなものを食べて…
  彼とわたしと一体何が違うっていうの!」きーっ!…となってしまいそうです。
いやー、本当に同じ道を選んでなくてよかったです、はい(笑)。

今年の1月に打ち合わせに行った時、
それと今回来広された折と、
たらふくお酒を飲みながら(笑)話す機会があったので、
そのあたりの事を聞いてみた訳なんですけど…。

僕は山口さんが手を動かすと、
動かす先から、自然とあの作品たちが生まれてくる…かのように思っておりましたが、
実は…というか、やはり…というか、
相当悩み、考え、紆余曲折を経て生みだされるんだなあ…と実感しました。
あの、究極中の究極ともいえるカッティングボードのフォルムも、
初期の頃は違っていたそうで…名作は一日にしてならず、ですね。
でも、そこに辿り着いてしまうのが、
天才の天才たる所以、ですけど。

お皿もトレイもカッティングボードも、
スプーンもフォークもバターナイフもバターケースも、
使ってみると、いや使ってこそ、その美しさが発揮されるもので、
(いやー、使い心地もこれまた素敵なんですけど…)
ほんとに、味わい深くいい感じになってきまして、
そこがまた、抜群に楽しく美しいので、
買われた方、ぜひ、いっぱい使ってください!

あ、あと、長くなりましたがね…机!
今回、机も届いてまして、
それが、またなんともシンプルで美しい…
山口さんらしさ満載な机なので、ぜひ見てねー。
じゃーねー、また来週!(なのか?)








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