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広沢京子さんの「こうかん、ぶつぶつ」  (10.12.13)

広沢京子さんの「こうかん、ぶつぶつ」
LOUTOでも夏のかき氷春のジャム…とお世話になった
料理家の広沢京子さんの新しい本、「こうかん、ぶつぶつ」。

福岡の「喫茶 陶花」の店主・健吾くんから届いた素材を
広沢さんが料理してレシピとして交換する、
二人の間で始まった「こうかん、ぶつぶつ」。
初めて目にしたのは「陶花」にあった5枚組のポストカード、
二人の手紙と広沢さんのレシピ、原田奈々さんの写真に惹かれて、
ポストカードだけど誰にも送らず、大切にとっていました。

そんな「こうかん、ぶつぶつ」の本。

広沢さんのことを思い浮かべながら送られて来た素材が
みるみる美味しそうな料理に姿を変えて…
それは単なるレシピの紹介とは違って
素材がいつの間にか一皿の料理になる、あの素敵さ。
この本にはそれが溢れています。

包丁で切ったばかりの瑞々しく美しい姿、
ボウルの中で刻々と色や香りを変える様子…
料理をしていると、時折、自分だけが見て終わりなのは申し訳ないような
胸をキュッとつかまれるようなきれいな景色が見られて
料理をしている私は食べる人よりずっと得をしてしまってると思うのですが、
この本にはそんな瞬間瞬間も鮮やかに切り取られて記録されて、
出来上がりだけではない料理の素敵さも閉じ込められているように思うのです。

本の中には広沢さんの友人たちが多く登場するのですが、
「空のパン」のわたなべさん、「喫茶 陶花」の健吾くん、
私も知ってる二人が本の中なのにいつも会う時の雰囲気のまま…
それもまた凄いこと。
その時その時に向き合う素材と同じように、
一人一人と大切に付き合っている広沢さんだからそれが出来たのかな、と思います。
そういえばちょっと前にふと店の外を見ると、広沢さんがいて…
前に福岡で会った時に交わした「必ず行きます!」の言葉の通り、ふらっとやって来てくれたのでした。
うれしかった。

「こうかん、ぶつぶつ」、本屋さんで見かけたらぜひ見てみてください。
遠くの友だちに何か送りたくなりますよ。



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